浮気と不倫の違いは関係性の期間や行為の有無で分かれる

更新日:

スポンサーリンク

 

2015年に音楽バンド"ゲスの極み乙女"・川谷さんとタレントのベッキーさんの不倫が発覚し、それ以降各芸能誌で芸能人の不倫スクープ合戦が繰り広げられました。

しかし、そもそも浮気不倫はなにが違うのでしょうか?
浮気と不倫の違い、そしてどこからが法律上の不貞行為として扱われるのか。
この記事で解説します。

浮気と不倫という言葉の成り立ち

浮気とは

浮気という言葉がいつ、どこで生まれたかは定かではありません。
江戸時代ころから人情本などに頻出する言葉でした。

しかし、現代とは意味が違って文字通り「浮ついた気持ち」「思慮がかけている様」「陽気な様」を指しました。

江戸時代において不倫や浮気は男女ともに重罪(※不義密通と呼ばれていた)で、死罪に値することでしたから、浮気は『浮気』でできるものではありません。
浮気への風当たりは強まっていますが、それでも浮気という言葉が元々もっている軽さは失われていません。

「他の店に浮気する」といった風に、カジュアルに使われます。
また、「浮気な性分」といった風に、興味の対象が変わりやすい人なども表現できる言葉です。

浮気は異性関係に限らず、生活の中の行動に対しても使われる言葉です。
不倫よりも根が明るいですね。

不倫とは

不倫報道とは言われても、浮気報道とは言いません。

言葉は口語と文語に大別できますが、不倫はより書き言葉に近いと言えるでしょう。
しかし、"不倫"という言葉に明確な定義があるわけではありません。

哲学者や科学者が「~とはこういった意味である」と自ら定義づけたり、法律上の範囲や意味が定められたりした言葉ではないのです。

不倫の"倫"は倫理の"倫"です。
倫とは"モラル""道徳"などを意味し、不とはおよそ「~に反する」を意味します。

言葉の表面だけを切り取れば、不倫とは「モラルに反すること(行為)」です。

しかし、いつからか「配偶者を持つ人間が、それ以外の人間と肉体関係をもつこと」を意味するようになります。
この意味で定着するようになったのは1983年のメロドラマ「金曜日の妻たちへ」がきっかけだと言われています。
今から35年前ですが、それ以前に不倫を意味していた「よろめき」は、女性の浮気あるいは婚姻関係にない異性への思いに限定されていましたから、時代の流れに沿っているといえば沿っています。

言葉は、基本的に使い古されていく間にに元々の意味の重さを失います。
代表例は「ヤバい」です。
最初は本当に危機を表現する言葉だったのが、いつのまにか「すごい」くらいの意味まで軽くなりました。

不倫という言葉がシリアスなのは、おそらくはその歴史の浅さも影響していると思われます。
もしかすると100年後200年後には、また別の言葉で不倫を表現しているかも知れません。

浮気と不倫の違い

浮気と不倫を明確に使い分けしない、逆に特別な意味づけをしているどちらもいると思います。
浮気と不倫は一般的にはこう区別できます。

  • 浮気は既婚・未婚問わず用いる
  • 不倫は既婚状態でのみ
  • 浮気は肉体関係がなくとも用いられるが、不倫は肉体関係がある場合のみで使う
  • 浮気は気持ち・行為の両方を意味するが、不倫は行為を意味する
  • 浮気は一度きりの関係または一時的な関係を差すが、不倫は関係が継続状態にあったときに用いる

こう見ていくと『浮気』は一時的な関係や行為を指し、『不倫』は既婚者が継続的に肉体関係を持っている状態を指します。
関係の継続性と行為の有無が浮気と不倫の違いになるようです。

浮気と不倫のニュアンスの違い

「浮気が本気になる」
「ただの浮気」
などという風に浮気という言葉は使われますが、言い換えると「一時的な気の迷い」ですね。
上述の浮気と不倫の区別にものっとりますが「浮気から不倫へ」とことの重要さを区別して使われることもあります。

浮気は「浮ついた」と"本来の気持ちから気の迷いで逸れてしまった"とのニュアンスがあります。
いずれ本妻(彼女)に戻っていくイメージですね。
浮気の元々の意味からすると正しい活用法と言えるでしょう。

「浮気を許す」といった言葉は一般的でも「不倫を許す」といった表現は稀です。
不貞行為の発覚後に、相手を許せるかどうかも浮気と不倫の違いを示していると言えるでしょう。

「どこからが浮気か」という話題は男女ともに好きですが、「どこからが不倫か」は聞きませんよね。
浮気は不倫と比べてより主観的で、自分に定義の裁量があるフレキシブルな言葉と言っていいでしょう。

石田純一は「不倫は文化」(実際は「文化や芸術といったものが不倫という恋愛から生まれることもある」と言っただけらしいですが)と言って叩かれましたが、「浮気は文化」と言ってもそれほどインパクトはないでしょう。
浮気とは【気持ちのブレ】で、不倫は【人倫にもとる行為】です。

不倫という言葉の裏には、「不倫とは禁忌である」という価値観の表明も含まれています。

法律で浮気や不倫を意味する言葉は"不貞行為"

不貞行為そのものは定義されていませんが、民法770条に離婚を請求できる条件として「配偶者に不貞な行為があったとき」と明確に示されていません。
しかし、判例では肉体関係をもっていない場合「不貞行為」と見なされていません。

プラトニックな関係だから離婚できないわけではもちろんなく、離婚の条件として「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」と条文に記されています。
ですから、デートを1回したり、妻以外の女性と頻繁にメールやライン交換をしたりしていても、それ自体は"不貞行為"に該当しません。

携帯上でのやりとりは不倫?

不貞行為は肉体関係を意味します。

では、メール上でのやりとりは不貞行為の証拠にならないのでしょうか?
または、不貞行為に相当しないのでしょうか。

プラトニックな関係ならば離婚の際に慰謝料を請求されないと思われているかも知れませんが、そうではありません。
仮に性交渉がなくとも、親しげな様子がメールやラインの文面から見て取れたり、一緒に外出している様子が長期にわたって確認できたりするなら、十分に離婚の際に慰謝料を請求する条件たり得ます。

不貞行為を立証するために必要なこと

パートナーが配偶者でない人物と親しげにメールをしている。
結婚している人物がしてはいけない行為ですが、少しくらいでは慰謝料を請求する条件になりません。

「昨日は楽しかったね」といった文章がやりとりの中にあったとしても、不貞行為の証拠としては弱いです。
「激しかったね」「気持ちよかったね」といった文面だと勝てる確率が少し上がります。

一番いいのは写真です。

性行為そのものの写真はなかなか撮れませんが、ラブホテルやホテルなどに入る様子を集めてください。

ただし、一枚程度ではいくらでも言い逃れができますので、それまで一緒に食事を楽しむ様子や、親しげに手を絡ませている写真などが必要です。

ホテルに入る写真だけだと、どれくらい滞在したかわかりませんので、ちゃんと外にでるところまでセットで必要です。

一番いいのは家へ泊まり込む写真で、夜に家に入り朝方に外から出ていたりすると、ほぼ確実に不貞行為を立証できます。

 

不貞行為を立証するために必要なことを【不貞行為の証拠はLINEでは弱い。必要なのは音声か動画】で紹介しています。

不貞行為の証拠なら自白
不貞行為の証拠はLINEではダメ?押さえるべきは自白か音声 or 動画

スポンサーリンク   不貞行為とはその名の通り夫婦の間柄でありながら、他の異性とセックス、肉体関係があれば不貞 ...

まとめ

浮気と不倫の違いなどを解説しました。

芸能人が不倫をした後は猛烈に叩かれますが、ベッキーさんや川谷さんと違い、ダウンタウンの浜田さんや渡辺謙さんはさほど叩かれませんでした。
少し乱暴ですが、浜田さんや渡辺さんは「浮気」で、ベッキーさん川谷さんは「不倫」であったから、あるいは世間がそう判断したからではないでしょうか。

こう考えると、「浮気」と「不倫」の違いとして、「世間や周囲の人間に、許してもらえるかどうか」も違いとして挙げることができるでしょう。

スポンサーリンク
  よく読まれている記事(一部広告)

-お役立ち情報

Copyright© あなたの悩みすぐ対策・解決できるサイト , 2018 All Rights Reserved.